文中のネックの薄い、厚いの基準は、Gibson USA 90年代レスポールと同等で厚いと表現しています。Fender USA60年代のネックと同等で薄いと表現しています。
グレコ SA-700(中古・赤色) 4.4万
ロゴとシリアルから判断して、89年のスーパーリアルもの(※)。
ネックの厚さはレスポールとストラトの中間くらい。ところどころサビはあるものの外観は20年前の個体とは思えないほど目立った打痕や傷もなく綺麗。イイカンジのヤレ具合。
しかし音はぱっとしない感じ(笑)。
自分はアンプのTREBLEを上げておいてギター側のトーンを絞った音が好きでそれで音作りします。それなのに、フロントPUのトーンが壊れていて効きません。これで満足な音作りができなかったんです。
トーンコントロールが効かないから値引きするか再調整して欲しいと頼んでみたんですが、対処してくれないそうです(現状渡し)。
ソリッドなら自分でサクッと変えるけど、セミアコのポット変えるの面倒だもの。壊れてるんなら5000円くらい引いてくれなくちゃ割に合わないと思います。
それを除いても色や外観が綺麗なので4.4万付けたくなる気持ちは分かりますが、ちょっと高いと思いました。
89年当時7万円しかしなかったモデルが20年経って4.4万円はちょっと高いです(笑)。
ジャパンビンテージとか変な言葉流行らせないで欲しいです(笑)。半額の35000円ってとこかな。それでも自分は買いませんが。音も良くなかったし。
※スーパーリアルシリーズは、79年から80年初頭に発売されたが、実は88年と89年にも再発されていたらしい。http://www.tokaiforum.com/viewtopic.php?p=74028&sid=424323ea80f7d0ede22720636cb3c59e
http://welcome.main.jp/judge/?page_id=560
(※)試奏レビューは結果的に買わなかった理由を自分に言い聞かせてるようなものなので、ちょっと批判的になったりしてますが、他意はありません。お金がいっぱいあったら買ってたよ!
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