さて、2014/05/21 ナビスコ4節 アウェイ大宮戦です。
試合の概要
残り4戦3勝はしないと上に進めないナビスコカップ。ここは調子の上がらない大宮をしっかり叩いておきたいところ。
しかし前半はまた選手間の距離が悪く、出足も悪く、セカンドボールが拾えない展開。まだ選手自身で修正できない。とはいえ大宮も下位にいることが分かるようなサッカー。まさに残留争いする両クラブの状態の悪さを象徴するような退屈な前半だった。
勝つしかない名古屋は先に動く。HTに直志と枝村を下げダニルソンとリキ松田を投入。これがチームに「勝つんだ」というポジティブな意識を与え、セカンドボールを次々と拾えるようになり、攻撃に厚みを増す。
そして後半16分。ショートコーナーの流れから牟田が折り返したところ闘莉王がヘッドでゴール。大宮菊池と激しくやり合いながら常に勝っていた闘将の気合のゴールだった。
その直後のピンチをしのぐと落ち着いたゲーム運びをしながらチャンスをうかがう展開。そろそろ追加点が欲しい後半38分、泰士のFKをオサレアウトサイドでゴールに流し込む矢野貴章。
これで勝敗は決し、2014ナビスコカップで初勝利をあげた。
試合雑感
前半は寝てて後半は起きた。
今日は後半から入ったダニルソンがかなりいい出来でした。これまで西野監督の戦術から外れるような形でベンチを温めていたんですが、今日はポジションを守り守備重めで、ボール奪ったらシンプルに泰士に預けるというのを真面目にやっていました。
フィジカルにものを言わせたダニブル突破も魅力の一つなんですが、まずは戦術を覚えてからということでしょうか。ピクシーに変わった2010年も最初は漂ってただけだったので、監督が変わると時間のかかる選手なのかもしれない。でも今日はすごく良かったです。
勝ったことはもちろん嬉しいし素晴らしいことなんですが、ミーヤが悪すぎて残留争いのライバルとしては「どうぞそのままの君でいてね」とお願いしたいレベル。
ただそのレベルに前半は付き合っていたわけで、こっちもあまり大きなことは言えないのですが。
さて勝ったけどもナビスコカップ予選において何か状況が好転したわけではなく、次も勝利は必須です。得失も関係するかもしれないので、点も必要です。
というか、まずはすっかり鬼門厄災凶禍の地と化してしまったトヨスタで初勝利を!
2014グランパス 戦績一覧表(試合内容・得点者・アシスト・カード状況)随時更新中
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