買ってみた使ってみた(EXL120BT)
各弦のテンションを揃えたダダリオのバランスドテンション弦を買ってみました。
テンション(張力)とは、ナットとサドル間で弦がどれだけの強さで引っ張られているかを表す値です。
この値が大きければ大きいほど押さえるのに強い力が必要になります。
D'Addarioの弦のテンションの比較表です。

弾いてみた感じは・・・
最初は「テンションが揃っているから弾きやすい!」と思ったけど、これは実は3弦と4弦のテンションがゆるくなったので弾きやすいのかもしれません(笑)。
その証拠に2弦のベンドはちょっと以前より力が必要と感じるようになりました。3弦のベンドがかなり楽になったので余計に感じます。感じますが・・・・
3日弾いたら慣れました(笑)。
それよりも問題なのは6弦がちょっと細すぎて、楽なのはとてもいいんですが、低音の出が弱く感じます。
昔むかし成毛滋氏が出していたSITのシーゲル弦というのがあったのですが、そっちのほうが理想的ですね。
ダダリオ EXL120BT | シーゲル弦 | |
---|---|---|
1弦 | 009(5.965) | 0085(5.51) |
2弦 | 012(5.951) | 0115(5.52) |
3弦 | 015(5.861) | 016(6.92) |
4弦 | 022(6.024) | 024(7.12) |
5弦 | 030(6.306) | 032(7.17) |
6弦 | 040(5.983) | 042(6.71) |
大金持ちならバラで買ってテンション揃えるんですが、ここぞというライブやレコーディングでは6弦だけ042にするといいかもしれませんね。
音質的には何も問題ない弦ですし、ストラトでトレモロをフローティングにしている人は一度試してみる価値はあると思います。