前回は購入編をお送りました、今回は修理編です。
どうやって直そうか…
のちのちはディストーションを内蔵しようと思っていますが、まずは現状の認識、そしてオリジナル状態への復帰が目標です。
ということで、実物の実体配線図を書き起こしてみます。
このピグノーズ・ギターのアンプ部分をユニバーサル基板用に書きなおしたものです。書いてあるコンデンサのメーカー名は単なる製作上のメモで実際(オリジナルのピグノーズ・ギター)のものではありません。そして実物(オリジナルのピグノーズ・ギターのもの)はもちろんプリント基板です。
POTが500kなのはこのギターがミニハムだからだと思います。古いシングルコイルのモデルなら250kが付いているでしょう。
さてテスターやシグナルトレーサー片手にいろいろと調べてみるとアンプ部分は壊れておらず、スイッチ付きのポットが壊れているのが判明。
スイッチを分解してみると、中がサビサビで導通していないだけ。
これはラッキーと内部の錆を落として、動くのを確認したあと元に戻そうとしたんですが・・・・
これが、戻せません(笑)。
バネが付いているんですが、はめ方が分からない。全然分からない。まるでパズルです。
しょうがないので新品を買おうと思いましたが、あとでディストーションを内蔵したりしようかなと思っているので、他にもスイッチが必要になったりすることもあるかも・・・と思い、ここで急いで買うのはやめて、別に手持ちのオンオフスイッチを付けることにしました。
スイッチはイヤホンを使わないのでイヤホンジャックの位置に取り付けました。
修理完了して弾いてみるとけっこういい音がするんです。
昔自分が弾いたのはシングルコイルモデルだったのかもしれません。ミニハムになってパワー感が出て、386スモーキーアンプとスピーカーのチューニングが素晴らしく、ロックな音がします。
もちろん現代ハイゲインな音ではありませんが、ストーンズくらいならばっちり雰囲気出ます。
これなら別に歪み系の基板入れなくても大丈夫だな、このまま使おうと思っていたんですが…
次回は「音が出なくなった!トラブル編」です。
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