(インタビューズ転載)
今までにスタジアムで観戦した試合で最も印象深い試合を教えてください。
自分はそんなにいっぱいスタジアムで試合を見ているわけではないのです。毎試合のように行き始めたのは、ピクシーが監督として帰ってきてからですし。
それでも印象深い試合はいろいろあります。最初にピクシーをスタジアムで見た試合。カズ、ラモス、武田、北澤とかがいて豪華絢爛だった対ヴェルディ戦。ストイチコフにびっくらこいたレイソル戦。最近では米山の最後の無回転シュートの試合とか、初優勝を決めた湘南戦とか。
ただ昔の試合は結果さえも正直よく覚えていないので(笑)、ここは2009年9月30日(水)のACL準々決勝対川崎フロンターレ戦@瑞穂陸上競技場にします。
当時(まあ今もかもしれませんが)川崎はグランパスの天敵で全然勝てずにいました。どんだけジュニーニョにやられるんだってくらいのやられまくり。準々決勝第一戦も1-2で逆転負けをしており、もちろん下馬評では川崎有利とのことでした。
9/30は平日夜で、しかも天気は雨。そんな悪条件の中わざわざスタジアムに足を運んだファン・サポーターは、かなりのスキモノと言えるでしょう。だからこそそんなスキモノ達が創りだしたスタジアムの雰囲気は最高。負けたら終わりのカップ戦をホームでやれる喜びがスタジアムに溢れていました。
試合は、第一戦でミスしていた小川のロングシュートがドヤ顔川島のゴールを美しく揺らし、そして畳み掛けるようにセットプレイから吉田麻也(34)の背中でのゴールが決まります。だがしかしこれで終わるはずもなく、テセに一発やられます。前半終了で2-1。
後半は一進一退の試合展開になり、延長かと思われた終了間際にスタミナキングの隼磨のクロスをケションマギヌンが見事に左で合わせ、一回は川島ドヤじにセーブされるもジョシュが押し込みゴール! 結果3-1で勝利し、準決勝に進むことになりました。
初めてのACLという期待感、相手が天敵川崎という逆境、平日夜で雨という環境が生み出したサポーターと選手との一体感。
さまざまな要因が合わさってとても印象深い試合になりました。
2011-09-30 12:54:26
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