ギターにはヴォリュームを調整するつまみや、トーンを調整するつまみが付いています。
これです。
ピックアップはシングルコイルとハンバッカーで見た目にも分かりやすいんですが、こういう電子部品は分かりにくいですよね。
(最近はシングルサイズなのにハンバッカーてのもあるので、見た目で判断は危険ですけどね)
これ、ギターの部品的には、コントロールポット、あるいは単にポットといいます。英語で言うとPotentiometerです。ポッドではありませんよ。
ではどんな種類があるのか? ヴォリューム用とトーン用と思いきや、そうでなくヴォリュームもトーンもモノとしては一緒です。
このポットの種類ですが、まず抵抗値で分けられます。250kとか500kとか1Mとかの抵抗値です。
一般にストラトのようなシングルコイルには250kを使い、レスポールにようなハンバッカーには500kを使います。
次にカーブ特性で分けられます。カーブ特性というのは「ポットを回したときに音量やトーンがどのように変化するか?」です。
このカーブ特性には大きく分けて二種類があります。
1) なだらかに変わっていくか(これをBカーブ、英語ではLiner taperと言います)
2) 8,9目盛あたりで急激に変わるか(これをAカーブ、英語ではAudio taperと言います)
です。
よって、パーツ屋さんではA250k(英語では250k Audio taper)とか、B500k(英語では500k Liner taper)とかそういう呼び方をします。
一般的には、ヴォリュームにはBカーブ、トーンにはAカーブを使います。といってもこれは日本での話。アメリカさんは何故かヴォリュームにもAカーブを使いたがります。Fender USAとか全部そうじゃないかな。
事実、自分は最初フェルナンデスのストラト(もちろん日本製)使っていて、のちにFender USA買ったらヴォリュームが異常に使いづらい! 不良品だ! と買った楽器屋さんに行ったら、そういうもんだと言われて恥をかいたこともw
さくっとBカーブに変更しちゃいましたw
よく使うポット | ||
CTS B250K Split Shaft | これは250kのインチサイズ。 つまりUSAとかMexico用。 Bは自然な感じで音量が変わるので、自分はvolumeに使う。 CTSってのは有名なメーカーです。 |
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CTS A250K SPLIT SHAFT | これは250kのインチサイズ。 つまりUSAとかMexico用。 Aカーブはtoneに使います。CTSってのは有名なメーカーです。 |
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CTS / Custom A500 | これは500kのインチサイズ。 つまりUSAとかMexico用。 Bは自然な感じで音量が変わるので、自分はvolumeに使う。CTSってのは有名なメーカーです。 |
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CTS / Custom B500 | これは500kのインチサイズ。 つまりUSAとかMexico用。 Aカーブはtoneに使います。CTSってのは有名なメーカーです。 |
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FERNANDES / A250k | 日本製のギターにはこっちのミリサイズを使います。 A250k |
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FERNANDES / B250k | 日本製のギターにはこっちのミリサイズを使います。 B250k |
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FERNANDES / A500k | 日本製のギターにはこっちのミリサイズを使います。 A500k |
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FERNANDES / B500k | 日本製のギターにはこっちのミリサイズを使います。 B500k |
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