VHTの真空管を交換

VHTを地味にアップグレードしていこうシリーズ第2弾。（第1弾のスピーカーケーブル交換はこちら）

真空管の交換は簡単。規格が同じ真空管を買ってきて外してはめ込むだけ！　作業時間3分です。（詳しくはググってみてください）

真空管と言ってもびっくり価格のヴィンテージものもあれば、新品であっても値段・メーカーはいろいろ。

どうやらメーカーによっても音の違いがあるようです。なるほどYoutubeで聞いてみると、真空管によって音が変わるということが分かります。が、それだけです。そんなもん自分のアンプに入れて自分のギターで弾いてみないことにはそれが好みの音かどうかは分かりませんから（笑）。

ということで…

当方、真空管初心者なので、ここはリプレイス品の定番でありかつ安い（重要！）エレクトロハーモニクスの真空管に交換してみました。

なぜ交換しようと思ったかというと、どうもシングルコイルのクリーンでキンキンと耳障りな音が出るんです。でそれを避けようとトーンを絞ると中低音にハリがなくなり、低音はモコモコしてしまうって感じなのです。

あと歪ませたときによく言えばワイルドな感じ、悪くいえばザラザラとした雑味というかまとまってない感じになってしまいます。こういう音が好きな人もいるでしょうが、自分はもう少し滑らかな感じが好きなのでこれを改善したいと思いました。

で、改善するには、まず真空管、それも音色を作るプリ管から変えてみようってことでプリ管の前段の一個だけ変えてみました。（もしかしたらエージングされてないだけかもしれませんが…）

結果・・・

クリーンのキンキン問題は改善されました。

トゲがなくなり聴きやすいです。かと言って暗い感じではありません。シングルコイルではちゃんとシングルらしい高音も出てます。

これは嬉しい。やってよかった。

しかし・・

歪みの雑味、ザラザラ感は消えず…。これはもう一個のプリ管を変えるか、はたまたパワー管を変えるか、あるいはスピーカーを変えるかしないとダメなようです。