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弾きやすいギターってなんだろう?

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Warmothでネックを見てて色々と考えてます。弾きやすいギターってなんだろうって?

最近では、音色とかよりも弾きやすさにベクトルが向かっている自分がいるんです。

 

というのも、もうずっと20年くらい一弦010のセットを張ってきたんです。時には、011を張ったり、低音側だけが太いヘビーボトムを張ってたりしてました。

で、最近ひょんなことから09のセットを張ってみたら、とても弾きやすい。とても楽。チョーキングとかめちゃ楽。コードも押さえるの楽。

弦の話はこの辺で(Playtech(プレイテック)の激安弦を試してみる)

 

 

 


 

 

 

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でもって09に変えたことで味わうこの楽チンさで失う音色の差ってわずかなんですよね。それに自分は、とくに発表の場があるわけでもない単なる素人ギター弾き。それなら、弾きやすいほうが断然お得じゃないかって、今頃気づいたわけです。

で、弾きやすいギターってなんだろう?っていう最初の問いに戻るわけですけど。

ネック近辺で羅列してみると、こんな感じでしょうか。

  1. 重さ
  2. ナットの幅
  3. ネックの太さ細さ(握り具合)
  4. 指板の材質
  5. 指板のR
  6. フレットの大きさ
  7. スキャロップ加工有無
  8. ネックジョイントの形
  9. 弦間ピッチ
  10. スケール(追加)

この中からバランスを持って自分好みのものを見つけていくわけですね。弾きやすさの観点でコメントしていくと・・・・

  1. 重さ
    あまり重すぎると疲れます。適度な重さがベストでしょう。
  2. ナットの幅
    ナットの幅
    ナットの幅

    一見細いほうが良さそうですが、これは自分の手の大きさ、指の太さとも関係してきます。
    ナローと呼ばれる40mmあたりが一番細いタイプでしょうが、指の太い人がナローだとローポジションでのコードが押さえにくくなるという弊害もありますし、弦落ちの危険も増します。
    標準サイズは、42-43mm。たった1ミリだけど、だいぶ違って感じます。
    Fender Japanは42mm、最近のUSAは1-11/16" (42.85mm)が多いです。Eric Claptonモデル、SRVモデル、Eric Johnsonモデル、American Vintage57/62/70はいずれも「1.650” (42 mm)」。
    American DeluxeやAmerican Standardは、「1.685″ (42.8 mm)」です。(公式のカタログ調べ)

  3. ネックの太さ細さ(握り具合)
    極太仕様は別にして、ストラトのような細めのタイプか、ギブソンのようなすこし太めのタイプかってとこでしょうね。弾きやすさで言えば細いほうでしょうか。でも細くても幅が広いと弾きにくいです。カドが手のひらに当たって痛い感じ。
    あとは形、いわいるCシェイプ、V(三角形)シェイプってやつも関係してきます。Vは人差し指の付け根に当たる感じがしてあんまり好きじゃないです。
  4. 指板の材質
    指板R
    指板R

    メイプルかローズウッドかってとこでしょうか。これは好みでしょうね(笑)。自分はメイプルはツルツルしてて固いので苦手です。たぶん運指が激しいというか、指板へのアタックが強いんだと思う。

  5. 指板のR
    丸いほうがコードが弾きやすく、平たいほうがテクニカルにできると一般的には言われます。最近ではCompound Radius(コンパウンドラディアス)って言って、ローポジションとハイポジションでRを変えているのがよくありますね。
  6. フレットの大きさ
    フレットのサイズ
    フレットのサイズ

    一般的には高くて幅が広いほうが弾きやすいでしょう。もちろん好みの問題もあるけど。高いとチョーキングがやりやすくなります。広いとスライドがやりやすくなります。

    • #6230 幅2.02mm 高1.08mm(.080" X .043") Fender Vintageタイプ
    • #6130 幅2.68mm 高0.91mm(.106" X .036") Gibsonはこれ
    • #6150 幅2.60mm 高1.16mm(.103" X .046") Fenderのミディアムジャンボ
    • #6105 幅2.42mm 高1.18mm(.096" X .047")
    • #6100 幅2.83mm 高1.39mm(.112" X .055")
  7. スキャロップ加工有無
    これは好みでしょう。自分は弾きづらいです。
  8. ネックジョイントの形
    ネックプレートのあたりの処理です。ハイポジションを弾くときにけっこう重要です。斜めになっていたり三角形になっていたりします。

    ネックジョイントのコンター
    ネックジョイントのコンター
  9. 弦間ピッチ
    ブリッジの話です。まえに詳しく書いたんですが(ストラトのブリッジ 弦間ピッチ10.5mmを探す旅)、(今買える弦間ピッチが10.5mmのブリッジの話)これはギブソンの10.5mmが弾きやすいと思います。もう自分はvintageな11.3mmには戻れないかもしれません(笑)。
  10. スケール
    スケールとはナットからブリッジまでの長さのことで、一般的に言って長ければフレットととフレットの間の距離が長くなるわけなので、ストレッチが必要になり、押弦がきつくなります。またテンションもも上がります。
    しかし短ればいいというものでなく、自分はショートスケールのローポジションはコードが弾きにくいと感じます。
    下に書いたものが一般的ですが、別にこの値じゃないとダメというわけではなく、PRSなどは25inchです。

    1. 25.1/2inch(約648mm)
      いわいるFenderスケール。ロングスケールとかレギュラースケールとも言われます。ストラトやテレキャスはこれです。
    2. 24.3/4inch(約628mm)
      いわいるGibsonスケール。ミディアム・スケールとも言われます。レスポールはこれです。
    3. 24inch(約609mm)
      いわいるショートスケール。ムスタングやZO-3なんかはこれです。

 

 

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